tanaproject(たなプロジェクト)は2011年9月より活動を開始し、東日本大震災で被災された地域の仮設住宅などに棚を届け、自分で自分のつかう棚をみんなでいっしょにつくるワークショップをおこなうプロジェクトです。長期で活動を継続していくため、2011年10月に団体を設立しました。

2011年8月1日月曜日

最近の悩み

今、tana*projectはデザインや作り方、ワークショップのやり方などをスタディしています。

そこでの悩みは、
・サイズ(□40cmくらいにしたいけど、ちょっと大きい?)
・組み方(運搬は省スペース、端材を出ないようにする、ちゃんとした強度を持つこと)
・デザイン(そのままでもいいけど、こどもが絵を描いたり、布を貼ったり、色を塗ったりデザインする!)
・持ち手をつける(どうやってつける?)
・重ね方(どうやって重ねる?地震が来ても倒れないように)

などなど。

で、4つ目の<持ち手を付ける>が結構難です。
なるべくたくさんのtanaを届けたいので、コストを抑えたい=加工を少なくしたい。
あと、みんなで協力してつくってもらうのもこのプロジェクトの特色なので、あるところまでの加工のみやっておいて、お届け→できる加工は現地で、と考えています。
持ち手の穴をどうあけるか?

いわゆる"円カッター"(NTカッター・ハード用)を購入し、実験。
結果↓

まんなかの大きな円は直径15cm。
まわりのきたないヨレヨレは直径3,4,5cm。
tanaの材料として考えているバイウォール・パックは厚さが約10mmあり、表面も固い素材なので、直径が小さいとうまく切れません。(曲線がきつくなるので、刃が追いつかない)
直径3-5cmの穴は、手持ち用の穴と洋服かけ用のバーを通すためにも、たくさんあけたいので、簡単に加工できる方法を模索中。
※なにかうまい方法あれば、ご存知の方この投稿のコメント欄またはtana.project.mail@gmail.comまたはtwitter:tanaprojectまでご連絡いただけると幸いです◎

さて、先日tana*proのメールにとっても心強いメールが来ました。
twitterでこのtana*projectをお知りになった方で、ご家族や友人が石巻で被災された方からで、
このプロジェクトにとても関心を持っていただけたようで、サイズのことなどのご質問をいただきました。
仮設住宅は狭く収納がないので、背の高い収納が必要とされているとのことでした。
いろいろご意見もいただくことができたので、これからのデザインの参考にしたいと思います!
ほんとにこういったご意見をいただけると参考になるし、どうじに元気にもなります。
いい棚をつくって、ぜひメールいただいた方のご家族やご友人にお届けに行きたいです。

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