tanaproject(たなプロジェクト)は2011年9月より活動を開始し、東日本大震災で被災された地域の仮設住宅などに棚を届け、自分で自分のつかう棚をみんなでいっしょにつくるワークショップをおこなうプロジェクトです。長期で活動を継続していくため、2011年10月に団体を設立しました。

2013年5月14日火曜日

レポート:【tanaprojectワークショップ 2013年4月27日(土)@東京都町田市】

今回のワークショップは、おやすみの日の小学校で開催です。

東京都町田市の、町田第一小学校にて、asobi基地 さんとのコラボワークショップをしました!

asobi基地とは、オトナもコドモもみんなが平等な場所 。
幼稚園にいっていない人も、違う園に行っている人も、これから産む人も、みんながアクセスできる新しい子育て支援の形として、東京をはじめさまざまな場所で毎週のようにいろんなコドモとオトナが参加できるイベントを開催されています。

【tanaprojectワークショップ】2013年4月27日(土)
@東京都町田市
つくったtana 26個  
つくったひと 26組   

今回は26組の親子が参加して下さいました!

小学生のこどもたちは、たなづくり。
ちいさい妹弟たちは、asobi基地でおもいおもいの遊び。
親御さんは精神科医の先生による子どもたちの"見守り"のレクチャーを受ける。
そんないつもとちょっとちがったコラボワークショップでした。

いつもは親子でつくりはじめるtanaも、親が最初にいっしょにつくりはじめず、"見守る"だけで特にいっしょにつくらないというのははじめて。
よりいっそう自由にこどもたちがtanaかざりつけができた気がします。
(特に部屋に置くとちょっと邪魔になったりしちゃう立体的な装飾とか)

写真手前ではこどもたちがスタッフと棚づくり。
右手奥ではasobi基地で妹弟たちが遊んでいます。
左手奥では精神科医の先生によるレクチャー。

3-4人のグループになって、作業開始!
お友達同士で協力しながら棚を組み立てます。

おもしろかったのが、グループに寄って”流行”があること。
このチームはキラキラの紙や蛍光のシールで元気に飾り付け!

幾何学のシールを上手く組み合わせて、小鳥をつくっていました!

mtを自由に貼付け。
でもとってもかわいいです!

ちっちゃいのにもうりっぱなアーティスト!
模様をつくりだしていました。

こちらも柄のかわいいmtを上手に使っています。

こちらは布が散乱。
”つくってます!!”ってかんじが出てていいですー。

こちらのグループはスタッフのお姉さんといっしょに
ガールズトークをしながら和気あいあいとつくっていました!
女の子はいつの歳もおしゃべりに花が咲きますねー。

途中、精神科医の先生にレクチャーをうけた親御さんたちは、
こどもたちの”見守り”を実践。
レクチャーを受けたあとにすぐ実践できる場があるのはいいですね!

今回は、最後にちいさな発表会をしました。
つくった自慢の棚をもって、前に出て、
どこがいちばんお気に入りかを説明してくれました!

どれも元気になるすてきな26通りの棚ができあがりました。

いつもはtanaproject単体でのワークショップでしたが、
今回のように異なるプログラムが合わさって
広がりができ、大変有意義なプログラムになったと思います。

お声かけ頂いた町田第一小学校の中村美央さん、
コラボして下さったasobi基地 小笠原舞さん、小澤いぶきさん、舘野峻さんをはじめ、
皆さんおいそがしいところ、ご参加・お手伝い、どうもありがとうございました!
どうもありがとうございました!

<今回ご協力してくださった方々>

●町田第一小学校 中村美央さん、相澤真理さん
●asobi基地 小笠原舞さん、小澤いぶきさん
●今野梱包株式会社 今野社長

○asobi基地スタッフ :児玉さん、中山さん、坂出さん、新美さん、しゅんさくさん、館野さん
○tanaスタッフ ボランティア:小倉さん、並木さん、浅木さん、桑名さん、白崎さん、宮澤さん、力武さん

2013年5月1日水曜日

【祝・1000個】tanaprojectでつくったtanaが1000個達成!!



■■tanaprojectでつくったtanaが1000個になりました!!■■



【この中のどれかが1000個目!】

先日27日に開催した町田市の小学校でのasobi基地さんとのコラボワークショップで、ついにつくったtanaの数が1000個になりました!

2011年9月の活動開始から1年8ヶ月で、東北だけでなく東京やその他の地域でつくったtanaの数を含みますが、これだけ沢山のtanaをつくることができました。

1000個どれひとつとして同じものはありません。
きっと使い方も1000通り。

はじめた当初はここまでつづけられることも、つくった数が1000個になることも全く想像していませんでした。

最近は東北での開催ができていないのですが、今後も東京やもちろん東北でも活動をつづけていきます。

スタートからサポートしてくださっている、 震災リゲイン/相澤 久美さん、 ウィルライフ株式会社/増田 進弘社長、材料の加工と発送をずーっと引き受けてくださっている今野梱包株式会社/今野 英樹社長。
みなさんとの出会いとサポートでここまでつづけてこれています!
ありがとうございます。

その他たくさんのご支援をくださっている支援企業の皆様、ほんとうにありがとうございます!

これからも、東北・東京・全国で「みんなでいっしょにつくるたのしさ」を届けつづけたいと思います!

これからもどうぞよろしくお願い致します。

tanaproject/もりひろこ